受験最終日を迎える中3へ

 

 

こんにちは、ROGERです。

 

このブログを執筆しているとき、中学3年生は入試1日目の英語を受けている最中です。 落ち着いて普段通りの実力が発揮できていると良いのですが。 そもそも体調万全で受けることができたのでしょうか。 元塾生のHくんのように錦江湾高校と間違えて錦江湾公園に行った人はいませんか?

 

そして明日は入試2日目。 泣いても笑っても明日ですべてが決まります。 そんな中学3年生に僕からのメッセージです。

 

 

 

 

残念ながら勝負事は自分の都合の良いようにはいきません。 これは常日頃から言っていますよね? そもそも自分の実力を100%出せると思い込んでいるからダメなのです。 常に「最悪」を想定し、そこを生き延びる。 入試はサバイバルです、1点でも多く獲った人が勝つ。

 

学校の先生・保護者・他の塾の先生などは「キミなら出来るよ!頑張れ!」と励ますのでしょうが、僕は違う。 別にキミたちに「失敗しろ」と言っているのではなくて「失敗する自分をイメージしてそれを回避しろ」と。

 

 

 

 

自動車事故でも何でもそうですが、事故を警戒していない人が大事故を起こしてしまうのです。 逆に事故を警戒している人は事故に遭わない可能性が高いですし、もし仮に事故に遭ってしまったとしても最小限の被害に留めることも可能。

 

自分は事故を起こさない(入試でミスをしない)と思い込んで、確認を疎かにしたりするからいけないのです。 それが最大の失敗要因。

 

 

 

 

きっと社会の資料の問題などで今までに見たことのない問題にブチ当たることでしょう。 それはみんなに共通する壁で、その逆境を楽しみ、どうクリアするかにわくわくしてください。 数学も意味不明な大問がきっと出ます。 パニックに陥っても、そういう問題に限って冷静になれば簡単。

 

自分がパニックになりかけたときには、一歩引いて「はは~ん、受験生がみんな焦っているだろうなぁ」くらいの感じで良いのです。 そこで冷静に問題を後回しに出来る人が勝ちます。 ボクシングの試合だって、激しい打ち合いになったときこそ、強者は冷静に一歩引きます。 そんな感じ。

 

 

 

 

約1週間後に合格発表がありますが、合否に関わらずすべてを自分自身で受け止め、そのすべてを自己成長に繋げてください。 別に高校入試が不合格だったからといって人生が終わるわけではありません。 ずっとAA判定だったのに受験失敗し、それを糧にして早稲田大学に行った塾生もいます。

 

結局は自分の人生、自分次第でどうにでもなります。 僕の個人的な願いとしては、とにかく親孝行をすること。 一緒に食卓を囲む、学校であった出来事を話す、進路について相談する、社会に出ても定期的に実家に帰る。 ただそれだけです。 本当にただそれだけで良いので約束してください。

 

欲を言えば、各々が毎年夏のボーナスの4分の1を僕の銀行口座に振り込んでくれると嬉しいです。

 

とにかく明日まで全力かつ冷静にいきましょう。 何度でも言いますが、キミたちに都合の良い入試にはならない。 入試には魔物が棲んでいる。 それをしっかりと頭に入れながらね。 では健闘を祈る!

 

 

 

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小川塾