こんにちは、ROGERです。
各学校とも無事に学年末テストが終わりました。 出来た・出来なかったはそれぞれあるでしょうが、共通して行うべきは徹底的な訂正。 出来なかったら落ち込む人がいますが、僕は逆だと思います。 自分が出来ない分野がしっかりと認識できたんだからラッキーなのです。
源頼朝が鎌倉幕府を開いたとかは今しか使いませんが、マイナスをプラスに捉える能力は死ぬまで役に立ちます。 学生時代はその能力を磨き上げる為のトレーニング期間だと思えば良いです。 マイナスをプラスに捉えて努力する。
テストが終わった後に限ってヤル気がみなぎっていると思いますので、今回は「得意教科」に関する内容を少しだけ。
僕がいきなり「得意教科が足を引っ張るぞ!」と声を大にして叫ぶと、金髪モヒカンのヤンキーに「あぁん?得意教科が足を引っ張るとか嘘ついてんじゃねーぞ?あぁん?」といきなり胸倉を掴まれそうですが、学習業界においてこれは揺るぎない真理。
得意教科が足を引っ張るとはどういうことか、簡単なグラフを用いて説明していきましょう。
現時点で上のグラフのような得点能力を持った生徒がいるとしましょう。 理科が得意教科で、その他の教科は平均点前後。 こういった得意教科が突出している成績の生徒たちの多くが最終的にどういった成績になりやすいか御存知ですか?
ほとんどの生徒たちがこんな感じになります。 教科間学力差(1番良い教科と1番悪い教科の差)がどんどん開いていきます。 何故か?
それは「理科が得意な自分」を保つために膨大な時間を犠牲にするからです。 周りから「●●くんは理科が得意だよね」みたいな評価を受けてしまったため、己のプライドを保つ為に他の教科を犠牲にし、理科の勉強に時間を費やさざるを得ないのです。
万が一にも得意教科である理科まで平均的になってしまったら凡人扱いされてしまうという不安があるのです。 まぁその気持ちは分かる。
しかしながら、得点が高くなればなるほど「伸び率の減少」は否めません。 上のグラフに示したように「50点を70点にするための労力」と「90点を95点にする労力」は同じくらい。 パフォーマンスで比べると圧倒的に前者(50点→70点)のほうが効率が良い。 同じ時間で4倍も違う。
だからこそ不得意教科の方がある意味で「おいしい」のです。 まだまだやるべきことがたくさんありますし、伸び率も圧倒的に高い。 逆に得意教科は伸びしろが少ない分だけパフォーマンスが悪い。 それでもほとんどの人が得意教科の時間を捨てきれない。
そもそも得意教科って「少ない勉強でも高得点が獲れる教科」であって「たくさん時間を割いて高得点を獲る教科」ではないですからね。「私は英語が得意なの!」って言いながら英語の勉強ばかりしていても意味がない。 中学生で英検準1級とかなら凄いですけどね。
中学3年生になったばかりの僕自身はこんな感じのグラフでした。 得意の英語に関してはどんなに難しい内容でも90点を下回ったことがなかったですが、苦手意識の強かった国語は平均点+α(偏差値60くらい)の実力。
1番勉強不足だった中2のときの定期テストでは平均点+5点くらいで、家に帰らずに旅に出ようかと思いました。
ではこのグラフが1年後(入試本番)ではどうなったのか? 結果は以下の通り。
入試本番では幸運にも数学・英語がともに満点で、理科は致命的ミスを犯してしまったものの、入試3ヶ月前から徹底的にやりこんだ国語が随分と伸びました。 トップ合格かな?という期待が横切りましたが、残念ながらトップ合格は同じクラスで出席番号が1つ前のUくんでした。 聞いたら普通に10点くらい負けていました。 トップ層での10点はかなり大きい差だと思います。
国語は文章の内容で得点にバラつきが出やすいですが、意識的に様々なジャンルの文章を毎日1つずつ読み進めたため、本番直前には相性が悪い文章でも安定して8割は獲れるように。 本腰を入れて取り組み出した頃、6問中1問しか正解していなくて旅に出ようかと思いました(本日2回目)
それでも僕はとにかくこのイメージを捨てずに勉強しました。 夏期講座あたりで難関高校(灘・開成・ラサールなど)の過去問などを寄せ集めた数学の問題集にドハマりし、少しばかり遠回りをした感じもありましたが、それでも他の人よりは圧倒的に効率良く取り組めたと思います。
特に得意教科だった英語に時間を割かなかったのが1番良かったです。 英語はとにかく音読&音読で超効率的に済ませました。 英語に関して極端なプライドを持っていなかったのが功を奏したのかもしれません。 得意教科の英語に足を引っ張られないように意識しました。
アメリカ大統領だって天皇陛下だって我々だって、人類は皆、1日24時間が与えられています。 その中でどのように結果を出すかは自分の行動選択と行動量で決まります。 何も考えず闇雲に努力だけを重ねてもなかなかうまくいかないでしょう。
ただ、考えながら行動している人間は伸びます。 間違いなく伸びる。 得意教科があるのは良いことですが、それにとらわれすぎて自滅しないようにしましょう。 何度でも言いますが、得意教科とは「時間をかけ過ぎずに得点が獲れる教科」ですからね。 まずはその認識から始めましょう。
ではここからはいつもの日常ブログをどうぞ。
①先生を疑う心優しい生徒たち
先日の水曜日、中1の授業の休み時間に某Mさんたちが寄ってきて「ロジャーは今朝どこにいましたか?」とまるで尋問のようなことをしてきました。 不思議に思ったので「何で?」と聞き返すと「いや、あの……」とお互いに目配せをしながらたどたどしい態度。
結論から言いますと、桜丘中の配信メールが僕の元にも届いていました。 以下がその内容。
桜丘中保護者・地域の皆さんへ 不審者情報です。
本日2月19日(水)の朝,登校中の本校生徒が桜ヶ丘3丁目付近で不審者(30~40代 男)を目撃する事例が発生しています。登下校中は次のことを守って登校するようにご家庭でもご指導をよろしくお願いいたします。
1 できるだけ複数の生徒で登下校する。
2 できるだけ大通りを通って登下校する。
3 不審者にあったら,安全を最優先し逃げること。(家・学校,お店,子ども110番の家など近い場所へ逃げ込む)
4 不審者にあったらできるだけ早く大人に伝え,できるだけ早く警察に通報(110番)すること。(不審者が現場にいるうちに警察が動けるように)
5 登下校時の子ども110番の家など緊急時に逃げ込める場所を確認しておくこと。
なお,警察に通報した後,学校へも連絡をお願いします。
おーーーーい!!! 自分の塾の先生を疑ってんじゃねーよ! なんでだよー! 確かに年齢もぴったり合っているし、地元だし、普段から不審者っぽいし、ってなんでだよ! まったく、酷い生徒たちを持ったものです。 本当に酷い、涙で鹿児島が水没してしまいそうです。
いやいや、それよりも不思議なのがね、この「学校メール」みたいなやつの仮登録が一方的に送られてきたんですよ。 存在は知っていたのですが「保護者じゃないしなー」と思って登録しなかったのに、何故か1ヶ月前に突然。 学校の先生が気を利かせてくれたんですかね? 超能力?
とりあえず不審者の犯人は僕じゃないってことだけは各々で把握しておいてください。 僕は無実です。 ちくしょう不審者の野郎め!
皆さんも登下校中だけに関わらず、普段から不審者には気を付けましょう。 いや、だから僕じゃないってば。
②あなたにおすすめのスタンプ
LINEスタンプってあるじゃないですか? 僕は使用頻度が少ないのでここ最近は購入しなくなりましたが、どんなデザインが流行っているのかは情報として知っておきたいので、定期的なチェックを欠かしません。 最近はかわいいイラストのものが多いですよね。
ちなみにLINEのスタンプ購入画面を開くと下のほうに「あなたにおすすめのスタンプ」というものが表示されるのを知っていますか? AIがその人が欲しがりそうなスタンプを過去のデータから自動で抽出し、表示してくれるのです。
僕へのおすすめスタンプはというと、
僕へのおすすめスタンプはというと、
僕へのおすすめスタンプはというと、
ちょっと待って。 小川専用筋肉マッチョマッスルスタンプが1位表示ってどういうこと? AIは僕のことをこんな変なスタンプを好む奇人変人って判別しているってこと? おい、LINE株式会社よ、どうなってんだよ、おい。
※さすがに使いどころが無さ過ぎて、購入には至りませんでした。 全国のマッチョ好きな小川さんは是非。
③順調に体重が落ちている理由
体重記録を始めてからちょうど4ヵ月が経ちました。 100日を経過したときにもお知らせしましたが、その後も順調に落ちてきましたので、そろそろ「順調に体重が落ちている理由」を公開しようと思います。
以前にもお伝えしましたが、極端な運動や極端な食事制限に手を出しているわけではなく、毎日「あるもの」を摂取していただけなのです。 本当にただそれだけで、今でも普通にアイスクリームとかばくばく食べています。
そんな「あるもの」の正体は「コーヒー緑茶」というもの。 ※正式名は緑茶コーヒーらしい。
緑茶コーヒーダイエットとは、ダイエット外来ドクターである「工藤内科」の工藤孝文さんが考案したもの。 工藤さん自身も、92kgだった体重が「緑茶コーヒー」を飲み続けて10ヵ月あまりで25kg減量し、その後もベスト体重の67kgをキープしているみたいです。 10ヵ月で25kgって。
コーヒーと緑茶を1対1で混ぜて飲むだけという究極にシンプルなダイエット。 ただこれを毎日飲むだけで僕自身も1ヵ月1kgペースで体重が落ちてきています。 アイスクリームとかを食べなかったら1ヶ月1.5kgペースを上回りそうな勢いです。
まぁ皆さんの興味は「味」ですよね? 味はですね、緑茶の感じはほとんどゼロで、薄いコーヒーをイメージしてもらうと分かりやすいと思います。 数年前に初めてクラフトボスを飲んだときの印象と似ています。 個人差はあると思いますが。
まぁ本当にたったのこれだけで体重も体脂肪もここまで落ちてきたわけですからね、本当に凄い。 今後、停滞期などを迎えるかもしれませんが、定期的に報告しようと思いますし、同じくコーヒー緑茶仲間が増えていくと嬉しいです。 気になった方は是非。
さてさて、中学3年生は残り2週間です。 最後まで気を抜くことなく、やるべきことをきっちりとこなしていきましょう。 何より手洗いうがいを徹底して、絶対に風邪をひかないように。 2週間後に笑顔で受験を終えましょう。
ではまた次回のBLOGで!