こんにちは、ROGERです。
期末テストがボチボチ返ってきていますね。 塾内では今のところ桜丘中3年生の477点くらいが1番高いようです。 平均95点オーバーですね。 中2の男子も苦手な国語をうまくこなしたみたいなので、もしかすると全教科揃ったらこの点数を超えてくるかもしれません。 皆さんはどうでしたか?
思うような結果が出た生徒も出なかった生徒も、改善&改善&改善の精神でいきましょう。 そしてこれからの時期、何よりも大切なのは体調管理。 体調管理を制する者が受験を、いや、人生を制します。 努力か、才能か、いや体調だ。
寒暖差の激しい11月でしたが、皆さんはインフルエンザやノロウィルスなど体調を大きく崩したりしていないでしょうか? というよりもあと少しで2019年も終わりなんですよね。 時が過ぎるのは本当に早い。 油断すると気が付いたら東京オリンピックの開会式とかになってしまいます。
僕だけかもしれませんが、こういう模様の天井を見ると小中学校の保健室を思い出します。 塾の天井も確かこんな感じなのですが、やはり僕にとって横になった状態で見上げる天井=保健室の天井なのです。
学生時代はよく授業をサボッ......おっと失礼、体調不良の為に一時的に保健室のベッドをお借りしていました。 クラスメイトが音楽室でリコーダーの練習をしているのに、自分だけが寝そべったときのシーツのひんやり感。 あれ以上の至福の時は世界中探したってどこにもありません。
シン......と静まった空気、鼻をつく消毒液の匂い、遠くから聞こえてくる小鳥のさえずり、そしてだんだんと失われていく視界。 すべてが懐かしくて愛おしい記憶。 特に小学校の保健室の先生が優しくて大好きでした。 体温計でヤバい記録を出したこともありましたが、これはもう時効です。
なぜ急にこんな話をし出したのか?
もうお分かりですね? 実は先日、胃腸炎で点滴を受けることになってしまったのです。 夜中4:30に急激な吐き気を催し、2時間半もトイレと親友になってしまいました。 本当にこの世の地獄とはこれのことかと。 最後らへんは食べ物が何も出ずに胃液が出てきました。
もはやアレですよ、シンガポールのマーライオン。 新婚旅行のカップルが間違って僕の前で嬉々としながら写真を撮り、ドヤ顔でインスタにあげてしまうんじゃないかという恐怖感。 顔色も顔面蒼白でマーライオンっぽかったです。 残念ながらマリーナベイサンズには泊まれません。
血液検査の結果、インフルやノロウィルスなどでは無いようでひと安心。 CRP(炎症レベル)も0.3mg/dLで基準値以下とのこと。 先生が「このレベルだったら1日寝れば治るよ」と言ってくださったのですが、朝のキツさを考えると絶対に1日で治るなんて到底思えなかったため、一瞬ですが(このヤブ医者が!)と思いましたが、本当に1日で治りました。 先生、大好き、神。
ただ、WBC(白血球)が通常数値の1.5倍と高く、脱水症状を起こしているとのことで注意を受けました。 ポカリなどをちびちび飲みなさいとの指示があったので、ここぞとばかりに「OS-1で良いですよね?」と知識を披露したところ「あんな不味いもの飲まなくても良いよ」と軽く笑われました。 脱水にはOS-1が1番効くでしょうが、このヤブ医者が!(本日2度目)
点滴を打ちながら(やっぱり健康が1番)と再認識させられました。 僕はこういった最悪レベルの体調不良になるとGAME OVERと称して人生をリセットするようにしています。 すべての意識をゼロベースにし、この瞬間からまた新たな人生を歩み出すのです。
あんなマーライオンのような嘔吐に比べたら、この世にキツいものなんてそうそうありません。 地獄を知っていると人間誰しも強くなる。 だからこそ僕は常日頃から「地獄を見よう」と提言しているわけです。 落ちるところまで落ちたら後は登るだけですから。
炎症防止などの薬もいただき、気分はすっきり沢尻エリカ。 生徒から「ロジャーってヤバいクスリとかやっているんですか?」と聞かれたとしても、視線を外しながら「別に...」って答えます。 それか「チッ、うっせーな、反省してま~す」と答えますね、ドレッドヘアで。
皆さんも体調管理には細心の注意を払いましょう。 中学3年生は特にね。 1日でも頭が鈍るのにインフルエンザで1週間抜けたりしたら、皆さんのIQ(推定200)が一気に13くらいまで下がってしまいますよ。 常日頃から、手洗い・うがい・スクワットの3点セットを!
さてさて、今回は皆さんが賢くなるためのヒントを与えておきます。 ヒントというよりも答えに近いですが。
勉強が苦手な生徒の特徴のひとつに「物の相場を知らない」ということが挙げられます。 ちなみにここでいう「勉強が苦手」という表現に関しては「本来のポテンシャルに達していない」というニュアンスなので、学年1位の人も該当する場合があります。
例えば数学(もしくは算数)の問題で「鉛筆1本あたりの値段を求めよ」とあったとします。
三菱鉛筆 六角消しゴム付 HB
本体価格66円
多くの学生はいきなり計算から入ります。 そりゃあそうですよ、あくまで計算問題ですもん。 しかしながら東洋のアインシュタインと称された僕をはじめとする賢い人間たちは違う。 まずは相場を考える。 鉛筆1本だから40-80円、高くても90円-150円くらいかなぁ、と。
もしも計算を進めていって答えが1本55000円と出てきたら「あれ?」と疑問符が湯水の如く出てくる。 石油王が作った問題なら1本55000円するファーバーカステルの鉛筆かもしれません。 しかしながら、少なくとも一般庶民の我々が解く問題は庶民的感覚の人が作っているはずです。
ファーバーカステル 伯爵コレクション
スターリングシルバー 参考価格55000円
この数値への違和感の感性の鋭さが足りていない人が多いこと。 算数・数学が苦手な人は間違いなくこれ。 数字だけを追いかけている。
連立方程式の人数を求める問題で、男子生徒が120.5人と出てきて、女子生徒を求めようと計算を進めている。 ちょっと待って、120.5人って0.5人はどうなってんの? 右半身だけ学校に来て、左半身はリビングのコタツでみかん食べながらぬくぬくしている感じ?
途中で「おかしいぞこれ!」って気付けば計算過程を見直したり立式の間違い探しが出来る。 そのへんの鋭さを磨いていけば大きく間違うことが無くなってきますし、無駄な計算が大幅に減少します。 間違った計算はいくら時間をかけても間違いにしかたどり着けない。
では、数値への感性はいつ・どこで磨かれるのでしょうか? 僕の場合はおおよそ10歳の頃までには完成されていました。 感性だけに。
例えば買い物についていく際、自分が口にする野菜や果物など、どれくらいの量がいくらぐらいするのかをよく観察していました。 キミたち学生諸君の中にはレタスの価格がとんでもなく変動することを知らないという人も多いのかもしれません。
台風や長雨の影響をもろに受けた年なんかはレタス1玉で500円とかまで高騰します。 それに比べてもやしの安定感といったらもうね。 もやしの値段ってどれくらいか分かります? 知らない人はAコープとかのもやしコーナーに足を運んでみてください。 びっくりするくらい安いですよ。
皆さんも買い物をする際など、もっともっと数値に興味を持って生きてください。 今からでも全然遅くありませんし、まだまだ間に合います。 相場を知ることが賢さへの第一歩なのです。 相場を知っていれば数値の違和感にもいち早く気付くことができる。
皆さんから見て「賢い人々」というのは数値に敏感なのです。 計算能力がどうだとかあんまり関係ありません。 少なくとも高校入試において、計算スピードが平均か平均プラスくらいの僕自身が満点を獲れたのにはちゃんとしたロジックがあるだけです。 絶対に才能うんぬんじゃない、間違いなくロジック。
とはいっても、授業中の僕の計算を見ていると計算スピードが異常に速く感じる人がいるかもしれませんね。 そのへんのロジックに関してもいつかブログか授業で明かしていこうと思います。
今回は短めの内容でしたが、賢くなるヒントとしては抜群に濃いものだったので良しとしましょう。 どんどん賢くなって、稼いで稼いで稼いで稼いで、最終的には僕にポルシェかフェラーリ買ってください。 マンションでも可。
ではまた次回のBLOGで!