こんにちは、ROGERです。
夏期講座も無事に終わり、9月2日より二学期平常講座が始まりました。 今年の夏休みは長かったですが、個人的には授業と子育ての両立で、アッという間に終わった気がします。
そういえば、以前のブログで統一模試について書きましたので、今回の結果についてデータを示して簡単に触れておきます。 しょうもない内容のブログを書き続けるためには結果を示しておかなきゃマズいですからね。
比較しやすいようにメイン層である桜丘中で比べてみました。 統一模試全体の平均は241.5点、他の塾の桜丘中3年の平均は259.7点、小川塾の桜丘中3年の平均点は340.8点でした。
お盆休みボケを引きずらせて受けさせた割に、平均点を100点近く上回るのは正直言って出来過ぎだと思います。 きっと集団カンニングでもしたのでしょう。
個人的にはもっと地獄を見てほしかったのですが、英語なんかは塾の平均偏差値も60を超えていました。 もう少しボケると思っていたのに。 ドヤ顔で「ほらね、気を引き締めなきゃ死ぬぞ」って言いたかったのに。
まぁこれはあくまで今回の模試の結果であり、受験本番を迎える頃にはタピオカが脳に詰まり、平均点が120点くらいになっているかもしれません。 すべてはキミたちの努力次第。 決して過去の栄光にすがってはいけません。
そして僕は、キミたちの頭脳を最大限ブラッシュアップさせるために、授業はもちろん、ブログの投稿もサボらず適度にぼちぼち頑張ろうと思います。 夏期講座は忙しくてあんまり更新できませんでしたからね。
そんなわけで今回はマジメな内容を少しだけ。
いきなりですが想像してください。 いえ、一糸纏わぬ僕の裸体とかではないです、安心してください。 そしてそんなもの想像しないでください、鹿児島地裁に全力で訴えますよ! 最終的には最高裁までもつれこみそうですね。
【問】皆さんが30m先の的(直径1mの円)に向かってテニスボールを投げようとしています。 皆さんはどういった軌道で投げますか?
こんな風に真っ直ぐ投げる人は100人中1人くらいしかいないでしょう。 たぶんこのタイプの人は余程の運動音痴かダルビッシュのようなメジャーリーガー級の強肩の持ち主だと思います。 メジャーリーグに挑戦して年俸10億を勝ち取りましょう。 そして半分を僕の口座に振り込んでください。
たぶん100人中99人くらいの人がこんな感じで山なりに投げるのではないでしょうか? 地球上では重力が働きますからね。 華奢な女子なんかも、届く届かないは別として、そのへんを踏まえて投げるはずです。
最近の子供たちの中にはそういった現実世界のイメージの欠如が著しいようです。 理由は簡単。 スマホやゲームといった身の回りのテクノロジーの利便性が上がりすぎてしまい、実体験が圧倒的に少ないからです。 これが昨今の学力低下に繋がっていると考えます。
以前の生徒(卒業生)で入塾後に80番→60番→40番と20番ずつステップアップしていった生徒がいました。 塾と本人の歯車が良い感じに噛み合っていたのです。
僕的には「とりあえず40番台で落ち着いて、次の学年で30番台、調子が良いときで20番台になれば良いなぁ」くらいに思っていたのですが、ある日その生徒が真面目な顔をして衝撃の一言を発したのです。
・・・・・・・え? どういう理論?
彼の中では1回のテストで20番ずつ上がっていく実感があったのでしょう。 実際にそうなっていたわけですし。 ただ、それがずっと続くと思ってしまう思考回路は本当にヤバい。 完全にゲーム脳に支配されてしまっています。 現実との乖離が酷すぎる。
僕は幼稚園でファミコン、小学生でスーパーファミコン、中学生でプレステ、高校生でプレステ2、大学生でプレステ3、社会人でプレステ4といったように、ゲームの進化とともに育ってきたある意味で幸運な世代です。 ゲームの恩恵には多大なる感謝をしていますが、もちろん弊害もあります。
たとえばみんな大好きポケットモンスター。
様々なポケモンとともに旅をしながら戦い、成長しながら世界を広げていく神ゲーム。 かれこれ20年以上もの間、ゲーム業界での地位を不動のものとしています。僕が小学生のときに初代ポケモンが発売され、クラスの男子でポケモンをやっていない人はいなかったような気がします。
でもそんな神ゲームのポケモンにも僕からしたら問題点がいくつか。
現実世界の場合、勉強でもスポーツでもトレーニングを怠ればレベルが下がっていきます。 俗に言う「退化」というやつです。 でもゲームの世界は違う。 レベル53のピカチュウを全然使っていなくても、ピカチュウはレベル53のまま。 まったく退化しません。
現実世界ならば、レベル53のピカチュウは全然使われないうちにレベル45になり、レベル38になり、ゆくゆくはレベル23くらいに落ち着くはず。 僕はそこが問題点・改善点かなと。
ゲーム脳に支配されてしまうと、何もしなくてもレベルが変わらない(退化しない)ものだと思ってしまうでしょうし、100mを15秒で走れる子は10000mを1500秒で走れると勘違いしてしまうかもしれない。 ちなみにこのタイムだと世界記録を大幅更新です。 やったね!金メダリストだ!
80番から60番になる労力と40番から20番になる労力が同じだと考えている人はヤバい。 学生のうちはまだしも、社会に出る頃になってもそんな発想で生きていたらアウトです。 スリーアウトでゲームセット。 高校球児なら涙を流しながら甲子園の砂を持って帰ります。
機関車トーマスのジェームズなみに話が脱線しましたが、ブログの読者の皆さんには是非とも実体験を通した経験値を積んでいって欲しい。 社会の荒波や理不尽を乗り越える強さを身につけて欲しい。 そしてたくさん稼いで僕を養って欲しい!←これ重要
とりあえず皆さんの活躍を信じ、六本木ヒルズレジデンス37階4LDKの部屋の視察にでもいってきます。 家賃322万円らしいのでよろしくお願いしますね。 いやぁ本当に良い塾生たちを持った。 とりあえず初月は諸経費込みで1932万円です。
ではここからは日常ブログをどうぞ。
①あの、耳からうどん、出ていますよ
皆さんは「うどん」って好きですか? 僕はラーメンを超えるとまではいきませんが、割と好きなほうです。 特に子供時代、病み上がりの回復食として食べたうどんは涙が出るほど美味しかった記憶があります。
では皆さんにもうひとつ質問です。 そんな美味しいうどんを耳の穴に入れたことがありますか?
こちらはサングラスをかけながら耳にうどんを入れている外国人男性。 「オーゥ!ジャパニーズ・ウドン、ミミニイレルト、トッテモキモツィネェ!」とか言って日本文化を賞賛してくれそうですね。
まぁもちろんお気づきでしょうが、これはうどんなどではなく、Apple社が販売しているAirPodsというワイヤレスイヤホン。 見た目がうどんっぽいので「耳に入れるうどん」としてネット上で認知されています。 最初にその書き込みを見たときは腹筋が崩壊するほど笑いました。
さすがにApple社がデザインしているので、シンプルかつコンパクト。 現在販売されているものは第二世代らしく、ノーマル充電(有線)とワイヤレス充電の2種類で販売されているみたいです。 ワイヤレス充電の方がちょっぴり高い。 まぁ技術料が加算されるのは当然ですね。
そしてこの耳に入れるうどん、ネット上での評価は物凄く高いみたいです。 世界中にApple信者がいるので、その人たちが盲目的にこぞって高評価している可能性も否めませんが。 ちなみに僕も割とApple信者。
そんな僕ですらこのAirPodsをつけている人を見つけると「あ、あの人も耳からうどん出してる!ぷぷぷ」と突っ込んでしまうレベルですので、Apple信者とはいえ、流石に購入は、、、ちょっとね。
まぁそんなことを言いながら購入するのが僕なんですけどね。 Apple公式サイト経由で手に入れました。 たったの2日で到着するという神。
ケースを含めても目薬より小さいサイズで、丸みを帯びたフォルムは手によく馴染みます。 肝心の音質のほうも僕の予想の10倍良かったです。 音に立体感がある。 見た目はうどんの切れ端みたいなのに、、、笑
税抜き17,800円という割とお高い価格でしたが、完全ワイヤレスによって煩わしいコードとの格闘とおさらば。 音楽やオーディオブック、はたまたYouTubeなどを聴き流しながら、断捨離や掃除といった単純作業が捗りそうな気がします。 作業効率を上げて速攻でAirPods代を回収します。
※ ギフトメッセージに関しての苦情は受け付け兼ねます。 どうしても訴訟を起こしたいかたは双方の弁護士を立てたうえ、まずは書面にて争うことにしましょう。 お待ちしております。
②一升餅と選び取り
先日1歳の誕生日を迎えた我が子ですが、一升餅のお祝いイベントは夏期講座が終わってから別の日にやることになっていました。
一升餅(一生餅)とは、一升分のお米(約1.8kg)を使って作るお餅で、実際は蒸してお餅をつく為、約2kgぐらいの重さのお餅のこと。 このお餅で、1歳の誕生日を迎えたお子様を祝うことから、最近では、一升餅はお餅だけでなく、1歳のお祝い方法のことも一升餅や誕生餅、踏み餅と言います。
1歳の誕生日である「一升餅のお祝い」は、一升餅の一升(いっしょう)と、子供のこれからの人生=一生(いっしょう)を掛け、「一生食べ物に困らないように」「これからの一生が健やかになるように」との願いを込めて、子供の1歳までの成長を祝うとともに行われるお祝いです。 また、丸い形から「円満な人生を送れるように」との意味も込められています。
またひとつ、ブログを通して知識が増えましたね。 本当に素晴らしいブログ。 是非とも課金してください、それぞれ月5000万円くらい。
そんなわけでー! 市内某ホテルにてお祝いの儀を執り行いました。 娘を含めて10名ということもあり、広い宴会場を準備してもらいました。 和室なので大はしゃぎで畳の上をハイハイしまくっても大丈夫ですもんね、うちの妹が。
娘にとっては一生に一度の一升餅ですので、血眼になってインターネットという情報の波をかいくぐり、新潟産の最高級にかわいい一升餅を注文しました。
娘の名前が入っているのでモザイクをかけています。 デザインを非常に気に入っていて、皆さんにも見せたいんですけどね。 プライバシーの関係上、ちょっとね。
見たいですか? 見たいですよね? 皆さんが気になりすぎて学校に行けなくなり、僕のブログのせいにされたら大変ですので、今回だけ特別に大公開!
名前の部分は合成で変えてありますが、めちゃめちゃ可愛くないですか? ネットで見かけて、思わず一目惚れしてしまいました。 披露したときはイチローがメジャー最多安打を達成したときと同じくらいの歓声が上がりました。
そしてその一升餅の左に置いてあるのが、今は亡き妻の祖父が心を込めて孫に編んだ草履。 そんな歴史ある貴重な草履が、時を超えて娘へと受け継がれました。 これだけで壮大な映画が撮れる。 興行収入は2000億円。
大きな病気をすることなく、元気にすくすくと育ってくれた娘。 これからも我が家の太陽みたいな存在でいてくれることを願います。 ブログの読者の皆さんも、例外なくそう願われて育てられてきたんですよ。 親孝行をしましょう。
一升餅の儀を終えたのち、選び取りのイベントも執り行いました。
「選び取り」とは、昔から伝わる伝統占い行事で、赤ちゃんの将来の職業やどんな才能をもっているのかを占うものです。 赤ちゃんから少し離れた場所に職業や才能を表すさまざまな道具を置き、興味を示した赤ちゃんが何を取るかで未来を占います。
選び取りのラインナップは以下の通りです。
- お手玉
- お箸
- 筆ペン
- 1万円
- カメラ
- ラッパ
- そろばん
さてさて、我が子が選んだものは、、、
なんと、そろばん!!
さすがは塾の娘に生まれてきただけありますね。 きっと理数系が最強のハイスペック女子を目指すのでしょう。
塾の娘がそろばん? やらせなのでは? そんな声が多方面から聞こえてきそうですね。
実はそろばんを取ったのは2回目の選び取りで、正真正銘1回目に取ったのはなんと1万円だったのです。 なんとなくそろばんの方が印象が良かったので。 嘘ついてすみません。
1番手に取りにくいであろう1万円にまっしぐらなあたり、確実に僕のDNAを継いでいます。 手にした瞬間は爆笑の嵐となりました。 個人的にはカメラを取って欲しかったのに。 さては空気を読んで1万円に向かったな?
そんなこんなでわいわいがやがや、楽しいイベント&食事会となりました。 塾長と義父は独身時代からの知り合いであり、共通の知人も多いみたいで、お酒を飲み交わしなら色々な話で盛り上がっているようでした。
結婚における最大の問題点は「夫婦関係」ではなく「両家の親族関係」とも言われていますので、両家が仲良しなのは本当にありがたや。
娘もこれからどんどん成長していきますし、僕自身もどんどんレベルアップしていかなくてはなりません。 子供を育てるにあたり目ん玉が飛び出るくらいお金もかかることでしょう。 そしてそれ以上の思い出が残っていくことも間違いありません。 思い出はプライスレス。
僕にとっては塾の生徒たちも同じように大切な存在です。 きっとキミたちも僕自身のことを大切に思ってくれていることでしょう。
・・・え? 別にロジャーのことは大切じゃない? なんで?
さてさて、長い長い二学期です。 勉強もスポーツも恋愛も、すべてが充実した二学期になると良いですね。 勉強面は一緒に頑張りましょう。 恋愛面は自分でどうにかしなさい!
ではまた次回のBLOGで!