理不尽問題は悪か?




桜中1年の女の子が、また理科で100点を獲ってきました。


中学校に入ってからの理科のテスト500点分(100点×5回)で、たったの6点しか間違えていません。





平均98.8点かよ、恐ろしい。。。」





確かに、授業中に集中して聞いています。


家ではあまり勉強しないみたいです。ガリ勉じゃないのが良いですね!



『ポイントを押さえて、短時間で集中し、徹底的に仕上げる』



本当に賢い子は、すべてを勉強量でカバーしるのではなく、集中すべきポイントを見抜く力(判断力)が高いのです。







社会に関しては、平均点が46点くらいらしいです。





「定期テストなんだし、平均点は60点くらいにすべきでは?」




 

と思うのは僕だけでしょうか?

 

中1の頃から難しい問題ばかりを出題すると、確実に勉強嫌いが加速します。

 

 

選択問題だとしても『乙巳の変(いっしのへん)』とか必要なんですかね?

 

公立中学校なんだから、公立高校入試をベースにした問題作りをした方が良いのに('A`)

 

 

 




この写真は僕が君たちと同じ中学生だった頃の写真です。


※真ん中のちょんまげは僕自身ではないです。





(岩倉使節団じゃん・・・)





僕らが中学生の頃も、高得点を獲らせたくないが故の『理不尽問題』というものが存在しました。


※答えが絶対に出ない問題があったこともあります。先生を責めたら逆ギレされました...笑



今思えば、そういった理不尽問題みたいなのも、凄く良い思い出なのです。





「中学の時に、○○って問題があったよね!!笑」





みたいな感じで、卒業後に大盛り上がりです(´ー`)





「しかーし!!」





生徒たちに「超マニアックな問題(高校入試にほぼ出ない問題)」を与えすぎると、何が重要なのかが薄れてしまうというデメリットが出てきます。



ウチの塾生には、




 

「マニアックな問題が出たとして、出来なくても気にしなくて良いよ!!そんなの勉強する暇があったら、確実に獲るべきところをしっかり覚えよう。あと、将来焼肉奢ってくれ!」

 

 

 


と、天使のような笑顔でアドバイス(指導)をしています。





「ん??」




 

 

 

真面目な生徒こそ『学校の先生が出す問題は全て出来なくてはいけない』みたいな幻想にとらわれすぎてしまい、肝心なポイントを押さえることが疎(おろそ)かになってしまう傾向にあるので。

 

 

 

僕が中3の頃の担任(理科の先生)は、平均点が80点近い問題を作っていました。

 

最初は「平均点が高すぎる」と思いましたが、多くの生徒が「やれば出来る」ということを実感でき、前向きに努力を積み重ねていました。

 

 

 


(N先生は策略家だ・・・)





当時の僕(キノコヘアー)も、N先生の手法には感心させられました。(もちろん今でも)




テスト(特に定期テスト)は、生徒に自信をつけさせるような問題がベストです。


その為には、多くの入試問題を研究し、入試に必要な知識を問う問題が出されるべき。



今後はもう少し平均点が高め(60点くらい)だと良いなぁ(´ー`)


思い出のために理不尽問題も必要ですがね!笑





「ちなみに理科100点の生徒は、社会も90点以上でした。平均の約2倍。」





今後も楽しく学んでいきましょう!


理不尽な問題が出たら思い出にしよう(´ー`)笑




ではまた次回のBLOGで!!








 

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