夏期講座2週目がスタートしました。
今週も楽しく&効率良くいきましょう!!
どうもROGERです。
いきなりですが、皆様は【期待値】という言葉を御存知でしょうか?
※僕は高校数学で習いました!
~期待値とは~
確率論において、確率変数の実現値を確率の重みで平均した値である。
(wikipediaより抜粋)
「え?」
「え?」
「え?」
「え?」
ちょっと難しすぎますかね。
簡単な例で話をします。
賭け金が100円で、10%の確率で5倍(500円)になるギャンブルがあったとしましょう。
このギャンブルは果たして...得か損か?
このギャンブルの場合、10%...つまり平均して10回に1回しか当たらないわけです。
賭け金の100円を10回支払って、ようやく1回(500円)当たる。
「そうです!1回当たっても、10回の参加費を考えたら、結果的に500円のマイナス!!」
ざっくりと言えば、これが期待値というもの。
「それと勉強にどういった関係が・・・?」
これは僕の大好きなパレートの法則に近いです。
※パレートの法則については過去のブログを読み漁って下さい!!笑
話を進めます。
小6と中1で習う【冠位十二階の制度】ってありますよね?
記述の場合なども考慮したら、平均して2点~3点の知識といったところでしょうか?
では、出る確率は?
定期テストの場合は90%以上は間違いないでしょう。
実力テストだとしても70%以上はあるでしょう。
今回は2点の知識とし、確率を80%として期待値を出してみます。
パーセントは基本的に小数で計算するので、80%を0.8として・・・
つまり今回の例の場合、冠位十二階の制度をしっかりと覚えれば【1.6点】獲ったようなもの!!
この期待値思考を使って、高得点を目指すのです!
こういう思考が出来る人は入試や模試に強い。
努力の割に成果が上がらない人は、こういう事を一切考えない。
仮に【聖徳太子の生年月日】を勉強している生徒がいたとしましょう。
※Googleで調べたところ【2月7日】らしいです。
この知識が出る確率は1%も無いでしょうが、今回は2点&1%で計算します。
計算結果は・・・
期待値低すぎ!!笑
こんなの覚えても何の役にも立たないわけです。
それよりは期待値の高い【冠位十二階】を優先すべき。
他にも
【推古天皇の摂政】
【十七条の憲法】
【遣隋使小野妹子の派遣】
【法隆寺の建立】
(順不同)
など、期待値の高い問題がたくさん存在します。
全ての知識を平等に扱ってしまうことが、効率の悪さを加速させてしまいます。
実はこれが勉強嫌いの子供を作る原因のひとつ。
僕の授業では、こういった期待値の高い問題と低い問題をハッキリと言います。
そうすることで、君たちの負担を減らしてあげているのです。
もちろん、マニアックな問題を出す学校の先生もいるかもしれません。
そのマニアックな1問を答える為に、何十時間も無駄にしたいですか?
その時間を部活や他のことをする時間に回した方が有意義じゃないですか?
期待値の高い問題を確認する方が得じゃないですか?
考え方は人それぞれですが、まずは【期待値の高い問題】を徹底的に潰すこと!
上位を目指したい人や勉強が好きな人は、それプラスアルファで期待値の高い順に習得していきましょう!!
決して、【期待値の低い問題】から取り掛かって、勉強嫌いな自分を作ってはダメです。
「期待値の高い問題を習得するためには、しっかりと塾の授業を聞く!!」
それが一番の近道です(´ー`)
今回はマジメな内容になりましたね!
今後はもっとマジメな内容も増やしていこうと思います。
「2月7日とか初めて知ったわ!笑」
「・・・ん?」
「なんだこれ?」
マジメなBLOGまでの道のりは険しい。
ではまた次回のBLOGで!!