前回のブログの続きです。
ちょこっとおさらいをするならば、自分のブランド価値は掛け算で高めるというイチローを例にした内容でしたね。
では後編では、我々自身について考察してみます(´ー`)
たとえば学年の成績上位10%に位置する生徒を例にしてみましょう。
成績上位10%ということは、俗に言う「上位陣」に相当すると思います。
「私は10人いたらトップに立つ人材!」
と鼻高々の方には申し訳ないのですが、10人に1人という割合から考えれば、同じレベル(もしくはそれ以上)の人間が日本に1000万人以上いるということ。
たとえ学年1位だとしても、中学校は全国に10557校(平成26年度調査)あるので、同学年で限定しても、同じようなレベルの人が1万人以上いるわけです。
※全国には超有名私立などもありますので、1万人レベルでは済みません。鹿児島でもラサール・附属などは優秀な人材が多いです。
「そんなに多くのライバルが!?絶望でやんす!」
と心配している画面の前の君達に朗報。
前回のブログにも書きましたが、ブランド価値は1つ1つの要素ではなくて複合的な要素で成り立つのです。
じゃあどうやって自分のブランド価値を向上させていくのか?
前回のイチローの例を理解した人にとっては簡単すぎる問題かもしれません。
中2の保育士を目指している女の子に向けたアドバイスを例にすると...
【保育士】×【英会話】
これだけでブランド価値が圧倒的に高まります。もう1つくらい役に立つものを掛けると更に価値が増大してライバルを減らせます。
【ブランド価値が高まる=採用されやすくなる】という事です。
ただここで勘違いして欲しくないのが、他人には無い圧倒的な才能を持っていたとしても、最低限の常識・知性・柔軟な思考が掛けていてはブランド価値は成り立たないということ。
サッカーで例えれば、【圧倒的シュートセンス】【最高のパス精度】【鋭いドリブル】のスキルを持っていても、【2分間しか走れない体力】では日本代表に選ばれません。
このように超一流のサッカー選手は【90分間走れる体力】をベースとして、その上で才能を掛け算してブランド価値を高めているのです。
では君達はどういう図式が成り立つのか?
こんな感じです。
A・B・Cの各項目には、これから君達が高めていくべき長所が入ります。
学生時代に一生懸命努力をしていけば【柔軟な学習能力=才能を支える土台】が造られます。
他人の何倍も効率良く努力した生徒はどうなるのかというと...
こんな感じで土台が広がっていくので、新たにDやEの項目を追加してあげれば良いのです。
つまり!!
君達は今現在【才能を支える為の土台】を造るという大切な時期。
学生時代に怠ける=才能を乗せる土台を失う=将来的な【自分のブランド価値】を高められなくなる。
今のうちに充分な土台を造り上げ、才能を掛け算(前回のブログを参照)し、その結果が70億分の1になった時、君達は本当の意味でオンリーワンな存在となり、ブランド価値が半端じゃなく増大することでしょう。
まぁ君達が大人になる頃には総人口が80億人を超えるっぽいけどね!笑
この記事を理解した人は思考について他を圧倒しているはずです。
あとは行動あるのみ!!
さっそく土台作りに取り掛かりましょう(´ー`)