僕にとって最も怖いもの...それは【間違った努力】。
自己流の勉強をしてきた生徒や他所の塾から移って来た生徒など、間違った努力をしている人が多いです。
というかほとんど全員といって良い程の割合です。
うちの塾に関わった以上は【努力のベクトル】を少しでも正しい方に向けてあげます。
努力のベクトルとは何か?
では、簡単な図を使って説明します。
上の図は、A君とB君が同じような目標・志望校を目指している様子。
矢印の大きさが努力の尺度です。
A君は目標に向かって矢印が真っすぐ向かっています。
B君は矢印の長さはA君よりも長いですが、向きがおかしい。
こういう風に、【矢印の長さ(努力)】が長くても【向き】が間違っていては意味がないのです。
A君の方が前に進んでいるという事実から目を逸らしてはいけない。
はい!ここで「向きが少し違っても前に進んでいるんだから...」とかいう考えを1ミリでも持ったそこの君達!
現実世界では下の図のようになっています。
赤の矢印は負の流れです。現実世界にはコイツが存在する。
今の状況だと、A君の努力(黒矢印)は負の流れ(赤の流れ)と同じ大きさ。
つまりプラスマイナスゼロの状態です。
ここからどれだけ努力を重ねられるかがカギですね。マイナスを打ち消してプラスになるまで努力あるのみ!
B君に至っては、努力(黒矢印)が負の流れ(赤の流れ)に完全に負けています。
つまり目標からジワジワと遠ざかっている状態。
そろそろ分かってきましたか?
努力(矢印)の方向が間違っていると、いくら頑張っても負の流れに負けるんです。
努力の方向性が間違っているのに、努力を積み重ねてしまう。
真面目な頑張り屋さんに多いのですが、そういう生徒がどうなっていくか?
中1の範囲ではそこそこ良い順位を叩き出します。何故なら範囲が狭いから。
中2の実力テストで徐々に成績が下がってきます。
中3の範囲がないテスト・模試で...切ない事になります。
そして何よりも怖いのが...間違った努力を続け、成果が出ない自分を責めて自信を失くすこと。絶望を感じてしまうこと。
僕はそういった生徒をたくさん知っています。
「あー、この子は中1の最初からいたら今頃余裕でAA判定だったのに。」という感じで非常に勿体無い。
小川塾なら同じ努力で2倍以上の成果が出せるのです!
※効率良く上がっても、君達が努力を放棄したらゼロです。矢印を消滅させたらゼロです。あ!負の流れを考えたら思いっきりマイナスか!笑
「努力のベクトルの長さは君達が自分で意識的に変えろ!向きは塾で変えてやる!!」
そんな感じで僕は授業をしているのであります(´ー`)
本当に目標を達成したかったら、下りのエスカレーターを一気に駆け上がるつもりでいこう!!
決して流されるなよ!流されてもすぐに立ち上がることが大事!
本日は年度末ですよー!楽しくいきましょう(´ー`)