入試当日の嘘のような本当の話。

 

今から書くのは3年前のH君のお話。

 


彼は入試当日の朝に友人と待ち合わせをし、受験校である錦江湾高校へと向かう予定だった...だった!笑

 

中学生特有の打ち合わせの曖昧さ(失礼?)によって、待ち合わせの時間になっても友人が現れない。

 


優秀だった彼はここで持ち前の判断力を発揮!

 

H君「そろそろやばい!間に合わない!」

 

彼はすぐさま飛び乗ったのだ!

 

錦 江 湾 公 園 行 き の バ ス に !

 

※もう一度確認しておきます。彼が行きたいのは錦江湾高校です!笑

 


ドキドキしながら着いた先...錦江湾公園(平川動物園)。

 

H君「やらかした!!」

 

彼はバスを降りて走った...【走れメロス】ならぬ【走れH】である。


 

さて、ここで錦江湾公園から錦江湾高校への道のりを確認してみましょう。

 

 

はい、無理です。受験終了です。道のりも分からない状態から、徒歩55分です。

 

...普通の人ならね(´ー`)


 

H君「とりあえず、錦江湾高校までの道のりを教えてもらおう!」

 

少し走った時に工事現場を見付けて現場監督らしい人に話しかけました。

 

H君「すみません、錦江湾高校への道のりが知りたいのですが...」

 

監督「ここからじゃ遠いよー。どうしたの?」

 

H君「今日受験なんですけど、バスを間違えました。」

 

監督「やばいじゃん!実は僕も錦江湾高校の第一期生なんだよ!」

 

H君「そうなんですか!ここから走れば間に合いますかね?」

 

監督「よし!おじさんが送ってってあげよう!」

 

奇跡。まさに奇跡。最高の奇跡。

 

H君の素晴らしい人柄が引き寄せた最高の奇跡。

 

こうして彼は入試一日目をクリアしたのである。もちろん合格。

 


この話の教訓は【人との出会いを大切に】ではありません。

 

【入試会場への道のりを確認をしておきましょう】ということ!笑

 

「友達と一緒に行くから」とか他人任せな事はやめましょう(´ー`)

 

そして何かトラブルがあっても最後まで諦めない精神力を身に着けていこう!

 

 

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