塾で僕らが常々言っている事...それは「字を丁寧に書く」という事。
今回は字を丁寧に書く人間のメリットについて書いていこうと思います。
まず第一に覚えて欲しいのが、決して「綺麗」じゃなくても良いので「丁寧(=読みやすい字)」に書くというのがポイント。
経験上、丁寧に書いている生徒の答案は勢いで丸をつけちゃいそうになります。
逆に字が雑な生徒の答案は合っていても減点したくなります!笑
現中3のエースは圧倒的に読みやすい字を書きます。字の丁寧さに比例して、成績も圧倒的です。
多分彼も字を丁寧に書くメリットを理解しているんでしょうね(´ー`)
「字を丁寧に書く=バランスを考えて書く」という事なので、間違いやすい漢字(例:専門の【専】,束縛の【縛】)も右上に点があるか無いか...で文字のバランスが微妙に変わってきます。
即ち、字を丁寧に書く人間は、自然と間違いやすい漢字の判別法を体得しているってわけです。
それとは逆に、適当に書いている人間はこの微妙なバランスセンスが身に着かず、入試やテストの時に「あれ?点がいるんだったっけ?」みたいなパニックに陥る悪循環。
僕の様な凡人は些細な感性でも利用しちゃって覚えるのです( ´з`)
そして!書道を習っていて【段】を持っている子供達でも、意外と字が汚い子が多い現実。当然、しつこいくらい見逃しません(´ー`)ニヤリ
その子達曰く「本気で書けば綺麗に書けるので大丈夫です!!」と。
僕にとってはサッカー選手が「GKやDFがいなければゴールを決められます!」って言い訳しているのと同じです。
サッカーの試合は、相手DFのプレッシャー・味方のパスミス・ピッチコンディションの悪さ等、様々な悪条件下で戦います。
そんな悪条件の中でも目を見張るようなゴール・美しいパス・正確なトラップを魅せるのが超一流選手です。
字も同様で、速度・美しさ・正確性...全てを兼ね備えて書かなきゃいけません。
普段からラブレターを書くような気持ちで、丁寧に丁寧に書いてください。
ちなみに僕は書道教室も硬筆も1秒たりとも通った事はないですが、塾生は御存知の通り、少なくとも塾生の男子諸君の誰よりも美しく正確な字を書いているでしょうし、それなりに自信があります。
...いや、圧倒的な自信があります!笑
とにかく、綺麗な字を書けとは言わないので、「正確に」「丁寧に」書いて下さい。
あと、字が小さい生徒をよく見かけますが、大きく書かないと上記のようなバランスセンスを養えません。
某大手会社の手書きのエントリーシートでは、字が小さい人間の書類は反射的に落とされるという都市伝説を聞いた事があります。
明日から...いや、今から気を付けましょう!
ふとした瞬間に雑に書いた字を見られて、"●●は雑な人間"というレッテルを貼られたら嫌でしょ(´ー`)
我が家のコンティーも、ふとした瞬間の凶暴な顔を写真に収められるので「凶暴犬」だと思われがちです!笑
本当は可愛くてとっても良い子...ごめん!良い子では無かった!笑